周りから不審な目で見られるようになりったあの頃
すみません、次のサービスエリア寄っていいですか???
糖尿病の症状があられてから様々な変化が身体に現れるようになりました。
代表的なものをいくつか上げると
- 頻尿(2時間おきにトイレ)
- 多尿(長い時は10秒近く出てる)
- 常にのどが渇いている(1日2~4リットル程飲んでました)
ざっとあげるとこんな感じです。
特に困ったのはトイレが近くなったこと。
普段は事務職で社内にいるから問題ありませんが、お客様のところへ外出する時は正直困りました。
一人で移動する時はまだなんとかなりましたが、会社の仲間と一緒に移動する時は本当に参った。
車で2~3時間かけて移動することもあり、出かける前にトイレ。
帰る前にも直前にトイレ。
それでも途中で行きたくなったら、無理を言ってコンビニやサービスエリアによってもらうこともしばしばでした。
また、現場作業の際は近くにトイレがないエリアもあり、歩いて10分以上先のコンビニまで駆け込むことも。
仲間からは「最近トイレ近いけど、どうした?」なんて言われ不審な目で見られる始末。
それでも自分としては耐え難い尿意で周りの目を気にしている余裕もありませんでした。
頻尿の弊害はこんなところにも
耐え難い尿意の頻度はだいたい2時間おき。
これは夜寝ているときも同じです。
2時間おきにトイレでおきるようになり、まとまった睡眠時間が全く取れなくなりました。
これには本当に参りました。
どんなに眠くても尿意には何をしても抗えません。
何を飲まないで寝ても尿意は必ず2時間おきに襲ってきます。
しかも喉の乾きも治まりません。
結局大量の水分を接種するため、それが次のトイレにつながってしまいます。
ろくに睡眠もとれないため、昼間は頭がボーっとして仕事でもミスを連発。
今までできていたことができなくなり、にっちもさっちもいかない状態がずっと続きました。
とにかく無気力&情緒不安定
こんなに寝不足状態が続いたのはいつ以来でしょう?
とにかく昼間は眠くて夢うつつ状態。
何か頼まれても、その瞬間わすれてしまい、メモをとっても何の要件でメモを取ったかも忘れてしまう始末。
しかも体全身にわたって強烈なだるさに見舞われ、自分の体なのに全然いうことを聞かない状態が続いていました。
さすがに上司や同僚からも心配され「おい、大丈夫か?」と常に声をかけられるような感じだったと思います。
実のことを言うとこの時期のことはあまり良く覚えていません。
とにかく日々仕事をするのに精一杯でした。
ぼんやりと覚えていることは
- とにかく毎日が肉体的にも精神的にも辛かったこと
- 将来に希望が全く見いだせていなかったこと
- 不慣れな仕事を依頼されると不機嫌な態度をとっていたこと
こんな感じでしょうか。
それでも体調が悪い自分を心配して、温かい目で見守ってくれた会社の仲間には本当に感謝の言葉しかありません。
それでもこのときは「まだ自力でよくなる」と信じ切っていたので、病院へ行くことをこれっぽっちも考えっていませんでした。