本日は前々から記事にしておりました
月に一度の血液検査の日でございます。
朝も食べず、なんなら昨日の晩ごはんも
ちょっと軽めにして本日に備えてまいりました。
他の日はいざしらず、本日に限っていうなら
なんとしても良い数値を出したい日。
そのために食事やブログを頑張ってきたと
言っても過言ではありません。
4月に糖尿病宣告されてから
今日まで約2ヶ月、今までにないくらい
食事には気を使ったきたと自負しています。
そんなワケで本日は、糖尿病の症状が出てから
正式に糖尿病宣告されるまでの軌跡を追いかけます。
尋常じゃない喉の乾きと頻尿が始まった
今思い返せば糖尿病の自覚症状は
結構前からありました。
異変を感じたのは2022年の1月中旬。
その時はとにかくトイレが近かった。
3時間おきに耐え難い尿意に突然襲われるようになりました。
それと同時に喉の乾きも激しくなってきて
1日におおよそ3~5リットルほど
お茶を飲んでいたのを記憶しています。
季節も寒いし飲み物をよく飲んでいるから
トイレが近いのかなぁ?くらいにしか
その時は考えていませんでした。
そこから2月に入ってから身体のあちこちに
大きな異変が現れるようになりました。
指はカサカサ、爪は変色、目も霞むように
2月に入ってから症状はさらに悪化の一途。
トイレの間隔が90分~2時間おきになり
一日にだけでも計12回以上トイレに
行くようになりました。
さらに飲む量も一気にアップ。
とうとう8リットル/日ほど飲んでいたと思います。
それでもずっとノドは乾きっぱなし。
さすがにマズイなと自覚しつつ身体にも
あらたな異変が現れるようになりました。
その時の異変はこんな感じ
- 上半身に帯状疱疹
- ちょっとしたことで脚がつる
- 手の指の節がカサカサになり、指をまげると出血
- 脚の親指の爪が黒く変色し変形
- 視力がとつぜん悪くなり、霞んで見えづらい
- 体重が何もしていないのにどんどん落ちる
- 倦怠感が強くて体を動かすのがままならない
などなど、です。
気になったのはコレくらいです。
ただ、この時期は周りから
「大丈夫?」と声をかけられることも多く
見た目的にも相当な変化があったのかもしれません。
また、見た目だけでなくメンタル面でもだいぶ
消耗していたと思います。
何をするにも強い倦怠感に襲われて
ポジティブな考え方ができていませんでした。
今思うと周りにはだいぶ迷惑をかけておりました。
でもそんなことを考える余裕が無いくらい
肉体的にも精神的にも参っていたと思います。
この時期はとにかく辛かったの一言です。
会社から強制的に健康診断に行かされました
そんな状態がずっと続いていたせいか
社長から「健康診断の予約をとったから行ってきなさい」
と半ば強引に病院へと行くことに。
当時の私は「こんな状態じゃロクな結果が出ないから嫌だなぁ」
なんて考えていました。
なかなか自分勝手な考え方ですね。
でも今思えばこれが良かったと思います。
検査を受けてしばらくすると、病院から電話がかかってきました。
病院:「糖尿病なので今すぐ治療を始めてください」
私:「そっかぁ、やっぱりなぁ」
そんな受け答えをしたと思います。
実は症状が出てから自分なりに色々と調べて
自分が糖尿病であることはうすうす感じていました。
だから健康診断も嫌だったんですよね。
自分と向き合えない弱さが治療を遅くしていました。
でもこのまま放っておいて
さらに悪化するのも正直嫌でした。
本当はどうにかしなきゃって気持ちがずっとあったんです。
ただ、自分の身体がどうなっているのか
本当のことを知るのがずっと怖くて先延ばしにしていただけでした。
改めて、そんな自分を<情けないなぁ…>と痛感。
だからこそこの電話を受けて覚悟をしました。
「絶対病気を直そう」と。
こんなところで病気に負けたくない。
そんな気持ちが強くなり、すぐに会社近くの
内科クリニックに再検査の予約を入れました。
想像以上に悪かった私の身体
結論から言うと会社近くのクリニックからは
「大きな病院にいってください」と転院を
すすめられてしまう始末でした。
一応クリニックでも血液検査や
その他の検査をしてもらいましたが
いかんせん結果の数値が悪すぎたようです。
その時に言われた悪い数値
ケトン体:2+
血糖値:323
HbA1c:15.6
正直何のことだか当時の自分は
ぜんぜん理解していませんでしたが
今思えばとんでもない数値ですね。
そりゃ体調も悪くなります。
特にケトン体が出てることに
クリニックの先生も驚いていて
「うちじゃあちょっと面倒を見られない」と
はっきり言われました。
このときばかりは私もかなりショックでした。
まさか転院を勧められるなんて
想像もしていませんでしたし。
医療機関にいけばなんとかなるだろうと
安易に考えていたららです。
とはいえ、ショックを受けていても先にすすめませんので
先生に紹介状を書いてもらい
ちょっと離れたところにある
大きな総合病院に通院することとなりました。
え!?入院ですか????
大病院でも最初にやることは一緒なんですよね。
血液とって他の検査をして、あとは結果待ち。
実はまだちょっと気楽に捉えていましたが
先生と対面して結果を見るなり先生の一言めが
先生:「いつから入院できます?」
私:「えぇっ!そんなに悪いんですか?」
先生:「だってケトン出てますよ?」
ちなみにその時の数値は以下のとおりです
ケトン体:2+
血糖値:393
HbA1c:15.8
想像以上に私の身体はダメだったようです。
ケトンが出ている患者さんって
けっこうなレアケースらしく
それだけで医局の話題になってしまうとのこと。
知らない間に自分の身体が話題の中心に
なるほどの病状だったとは!
とりあえずインスリンと薬を出され
しばらくしてからもう一度検査のために
来院してほしいと言われました。
前のクリニックで転院を
勧められたとき以上のショックです。
会社のことや家族のことなどで頭がぐるぐるして
不摂生ばかりしていた過去の自分を呪いました。
でも同時に
「次の検査まで約2週間。やるだけのことはやろう」と
変に前向きに考え、ダメならダメなときだと腹をくくりました。
2週間後の奇跡。まさかの入院回避。
結論からいうと、次の検査では入院は回避できました。
不摂生を控えインスリンと飲み薬の服用を守り
規則正しい生活をおくったのが良かったのかもしれません。
入院回避になった決め手の数値が以下の通り。
ケトン体:-
血糖値:153
HbA1c:14.2
ケトン体が出ていなかったことと
HbA1cの数値がだいぶ良いとのことが決め手のようです。
先生曰く
「何ヶ月もかけて改善する数値が急に良くなった」とのこと。
急激な変化とはいえ数値が改善傾向にあるので
通院で様子を見ることになりました。
いやー、良かった。日頃の行いの良さ?が出たのかもしれません。
とはいえ油断は禁物。
厳しい節制生活はまだまだ続きます。
とりあえず1ヶ月後に再検査の予約。
また食事制限生活が再スタートですが
入院が回避されたことや数値が良くなっていたことで
だいぶ気持ちが晴れやかになっていました。
それから1ヶ月後。インスリン卒業が見えてきました
この1ヶ月の食事の内容につきましては
ブログでも随時記事にしてきたとおりです。
たまにはハメを外してしまうこともありましたが
人生で一番食事内容に真摯に向き合ってきたと思います。
数値も上下はするものの全体的には
改善傾向を実感できました。
そして今日の検査結果は以下の通り。
ケトン体:-
血糖値:136
HbA1c:9.3
約2ヶ月前から考えたら
信じられないほど数値が良くなってきました。
「このままいけばインスリン卒業も見えてきますね」とのこと。
ずっと記載していた健康ノートの血糖値も
そんなに悪くないと言われ、だいぶ気持ちが楽になってきました。
血糖値が100を切り始めたらインスリンの量も減らしていいらしい。
そしたら飲み薬で対応が可能になるので引き続き頑張ろう。
ちなみに、このあと病院内の栄養指導の先生と問診して
普段から接種しているオートミールについて聞きました。
オートミールそのものは食物繊維が豊富なので
白米の代替品として食べるのは問題ないそうです。
むしろこのまま頑張って続けてください、と言われました。
食べるときには接種可能な単位に気をつければ
たべてNGなものは基本的にないそうです。
時間があればもっと詳しく聞きたかったですね。
次回の栄養指導の時は質問事項をまとめていこう。
以上が糖尿病発症当時から今にいたる経緯です
数値が良くなったというだけで
治療中であるということ、薬の量も変わっていないことなど
まだまだ油断できる状況ではありません。
引き続き食事を制限しつつ、緩やかに健康になれるような
そんな生活をお届けできればと考えています。
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